活動報告

活動報告

2025.12.16

OIST × WPI-AIMEC 合同ワークショップ「変動する海洋生態系」を開催しました

OIST × WPI-AIMEC(東北大学・JAMSTEC)合同ワークショップ「変動する海洋生態系:生息域移動の生物地理学と海洋変動への適応」が、11月20日(木)と21日(金)に沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開催されました。

このワークショップでは、日本全国の様々な研究拠点からの参加者とWPI-AIMECのメンバーが一同に介し、最新の研究について議論を行い、新しいネットワークを作ることができました。東北大学、JAMSTEC、ハワイ大学、OIST、琉球大学、長崎大学、そしてトヨタコンポン研究所より、105名の研究者及び職員が参加しました。発表の大部分は、若手研究者を中心として先進的な研究発表が行われ、また将来の共同研究や合同の資金調達申請に向けた議論が十分に行われました。

2日間のワークショップでは、海洋環境と生態系が直面する課題を解決するための多くの活発な議論が行われました。それらの議論を通じて、新たな研究者同士のつながりや友情、包括的課題(グランドチャレンジ)の解決に向けたアイデアが生まれました。2日目の「大胆なアイデアのブレインストーミングセッション」は、研究サンプルの採取、プラスチック廃棄物管理、海洋生態系に関する興味深い議論が行われ、解決策に向けた研究計画の立案につながりました。

OISTとWPI-AIMECのホスト機関である東北大学やJAMSTECは、海洋科学研究において長きにわたる共同研究の歴史があります。このイベントは、東北大学とは2021年に東北大学で開催された前回会合以来、東北大学とOISTによる5回目の合同ワークショップとなりました。気候変動が海洋生態系を脅かす中、この関係を継続していく中で、私たちは現在の特に必要とする研究課題を洗い出し、潜在的な解決策を見出し、そのために必要な研究者間での将来的な共同研究の可能性が示すことができました。

一覧に戻る

ページトップへ